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性病・感染症用語 あ・か行

アメーバ赤痢

感染者の多くは発展途上国に集中しているが、先進国で感染率の高い集団は男性同性愛者で、他の性感染症(梅毒、HIV感染症、B型肝炎、性器ヘルペス等)を併発しているケースが多い。2001年に感染報告が400を超えている。 

原因
アメーバ赤痢は寄生性の原虫である赤痢アメーバ(Entamoeba histolytica)の感染による。赤痢アメーバシスト(嚢子)に汚染された飲食物の経口摂取により感染し、小腸で脱シストし、分裂を繰り返しながら大腸に到達し大腸粘膜に病変を起こし発病する。また感染者の糞便中に赤痢アメーバシストが排出され、新たな感染源につながっている。
赤痢アメーバは、全人口の10%の人の糞便から光学顕微鏡下でその原虫が検出されるといわれているが、病原種と非病原種に分類され、その割合は病原種が10%と考えられている。

潜伏期間
およそ2〜3週間、数ヶ月〜数年に及ぶこともある。 

症状
粘血便、下痢、テネスムス、腹痛などの赤痢様の症状。
※テネスムス:腹痛をともなって頻回の便意があるが肛門筋の痙攣等で排便が困難な状態

治療
赤痢アメーバ駆除に効果のあるメトロニダゾールを7〜10日間内服する。 重症な場合注射液を用いることもある。
本剤服用中及び服用終了後1週間は飲酒は禁止。妊婦の服用も避ける。

感染症法における届出
アメーバ赤痢は5類感染症全数把握疾患にさだめられており、診断した医師は7日以内に最寄の保健所に届け出ることとなっている。